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臨終について
看取り
病院等で亡くなる人が8割以上を超え、最後の入院期間の平均は約8カ月といわれます。
介護する家族も精神的、物理的にたいへんな毎日ですが、病床にいる本人がいい人生をまっとうできるように本人のことをいちばんに考えたいものです。本人の意思を尊重し、家族や身近な方と悔いのない別れをしたいものです。但し、看護や介護が一人の人に集中することのないよう家族で分担したいものです。自宅介護の場合には訪問介護やショートステイ等をうまく利用し、介護している人が倒れないよう注意しましょう。
死の判定
病死亡は治療していた医師が判定します(死亡診断書の発行)。事故死や突然の死亡など治療中の医師がいない場合にはすぐ警察に通知し、警察および警察医に検視してもらいます(死体検案書の発行)。
末期の水
臨終に立ち会った人によって死者と別れる儀礼を「末期(まつご)の水」あるいは「死水(しにみず)」といいます。
一般に綿棒を湯呑み茶碗の水に浸して死者の唇をうるおします。かつては1.割り箸に脱脂綿を巻き付け水を含ませて唇を潤す、2.新しい筆に水を含ませて唇を潤す、3.茶碗に樒の葉や脱脂綿を浸して水を潤す、などの方法も用いられました。
死後の処置(清拭、エンゼルケア)
病院等で亡くなった場合には病院で遺体を拭い、消毒し、新しい着物へ着替えさせ整えます(女性の場合には簡単な化粧も)。長く入院していた場合は皮膚が薄くなったりして傷ついていたりするので手当てし、また口、耳、お尻等には綿を詰め、体液や血液が出ないよう処置します。この費用は一般的に治療費とは別に後から病院より請求されます。この際、きれいな浴衣などを用意しておいて着替えに用います。本人の好んだ服や着物を着せたい場合には、後になると死後硬直が進み着替えさせにくくなるので、この段階で用意しておくとよいでしょう。
遺体についてはさまざまで、きれいな遺体だけとはかぎません。遺体に異常が見られたら、葬祭業者に連絡し、手当てをしてもらいましょう。
遺体の搬送
病院等で亡くなった場合には、この後、いったん霊安室に安置します。すでに予定している葬祭業者がある場合には電話して遺体の搬送を依頼します(葬祭業者は予め選定しておくのが望ましい)。その場合、病理解剖の有無、宗教について予め連絡しておきます。
特に依頼する葬祭業者が決まっていない場合には、遺体を搬送する業者を病院に紹介してもらいます。しかし遺体の搬送を依頼しても、葬儀まで依頼しなくてもかまいません。葬祭業者は多くの場合24時間営業をしていますので、自宅到着後、落ち着いて手配しましょう。医師、看護師等の病院関係者に挨拶して病院を後にします。
遺体の安置
搬送する先が自宅の場合、予め安置場所等を準備しておく必要があります。遺体を安置する部屋の暖房は切り、夏はできれば冷房を入れ、上下薄い布団を用意します。遺体の腐敗を促進させないためです。
宗教者の依頼
本人あるいは家族の信仰に基づいて葬儀を執行していただく場合には宗教者(牧師、神父、僧侶、神職など)を依頼します。遠隔地の場合には菩提寺などから紹介を得るとよいでしょう。
病理解剖
病院で亡くなった場合、病院から医学研究の見地から解剖を勧められることがあります。これは「病理解剖」とよばれ、遺族の同意が必要とされています。また、検視等しても死因が明らかでない場合に行う解剖が「行政解剖」、犯罪のおそれがある場合に行う解剖が「司法解剖」です。解剖には時間がかかります。解剖後の遺体は、一般に納棺した状態で遺族に引き渡されます。
献体(けんたい)/臓器移植
献体、臓器移植について本人が登録あるいは意思表示している場合には、できるだけ早く、医師や申し込み先の大学病院等に連絡して打ち合わせをします。献体は48時間以内の引き取りが希望されていますので、葬儀や近親者によるお別れをする時間は充分にあります。
葬儀の基本知識
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